報告

黒曜石のペンダントをつくりました

昨日(6月11日)、体験教室「黒曜石のペンダントづくり」を開催し、17名の方に参加していただきました。黒曜石は天然のガラスのような石で、石器時代の人々が石器の材料としてよく使っていた石です。今回の体験教室では北海道産の黒曜石のかけらを鹿の角を使って削って、ペンダントづくりに挑戦してもらいました。

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黒曜石ペンダントづくりに挑戦中

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黒曜石に鹿の角の先を押し当てて削ります

 

最初に黒曜石の縁に鹿の角を押し当てて削り、ペンダントの紐をしばるためのえぐりを入れてもらいました。さらに全体を削って形を整え、革の紐をつけたらでき上がり。ちょっと力が必要で、小学校低学年の子どもたちは苦労をしていましたが、手伝ってもらいながら、無事完成させることができました。

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できあがった黒曜石ペンダント

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関山神社、鮫ヶ尾城跡をめぐりました

6月5日(日)に学習会「遺跡めぐり(春)-関山神社と鮫ヶ尾城-」をおこないましたのでご報告します。参加者は26名でした。

午前9時に博物館を出発し、まずは新潟県妙高市の関山神社に向かいました。関山神社では妙高(関山)の文化を語る会の川上さんほか2名の方にお出迎えいただき、丁寧にご説明をしていただきました。最初に社殿の中で妙高山の信仰のこと、秘仏の本尊のこと、社殿のことなどについてお話をうかがい、次に妙高堂、石仏群、仏足石を見学しました。多くの古い石仏が並んでいたり、巨石に細かい彫刻がされていたりと、古くから信仰を集めた地であった証拠が残されていることに驚かされました。次に旧関山宝蔵院庭園を見学しましたが、明治になって廃寺となった寺の庭園がよく残されていて、現在は国の名勝に指定されています。妙高山を借景とした庭園は中央に妙高山が見えるように設計されているそうですが、この日は雲に隠れて妙高山は見えず、とても残念でしたが、このすばらしい庭園をバックに、全員で記念撮影をしました。

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仏足石を見学

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旧宝蔵院庭園で記念撮影

次に上越市中郷区にある片貝縄文資料館へ行き、資料館の荒川さんに館内をご案内いただきました。近くの籠峰遺跡から出土した主に縄文時代後期から晩期にかけての土器や石器がたくさん展示されていて、土偶、石棒、石冠といった信濃町ではほとんど見たことのない遺物を見学することができました。ここでは部屋をお借りして、昼食をとりました。

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片貝縄文資料館を見学

午後は妙高市の斐太歴史の里に行きました。ここでは斐太歴史の里ボランティアガイドの会の皆さん5名で、2班に分かれ、見所ごとに丁寧に説明をしていただきました。斐太遺跡は弥生時代後期の遺跡で、竪穴住居跡と思われるくぼみを多数見ることができました。鮫ヶ尾城跡ではいくつもの堀切を通りながら山頂へと向かい、山頂付近ではここで上杉景虎が自刃したのではないかという説明を聞き、遠い戦国時代に思いをめぐらすことができました。

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鮫ヶ尾城跡へのぼっています

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曲輪で説明を聞きました

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鮫ヶ尾城跡山頂

 

最後に斐太歴史民族資料館に行き、斐太遺跡から出土した土器や鮫ヶ尾城跡から出土した焼けた米、民俗資料などを見学し、帰路につきました。

信濃町からそれほど遠くない地域で、信濃町ではあまり見ることのできない遺跡、遺物を、その地域の方々からご説明をいただいて見学することができ、今回もとてもたくさんの発見がありました。こうした近隣の地域の歴史や文化を知り、そこから、わが町の歴史や文化との関わりについても考えていけたらと思います。
各見学地でお世話になったみなさまに感謝いたします。

(文責:渡辺哲也)

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常設展示「野尻湖発掘のあゆみ」パネルなどを更新

昨日(5月31日)は休館日でしたが、この日を利用して、常設展示室のパネルを更新しました。

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展示パネル設置作業のようす

 

発掘の歴史を振り返る「野尻湖発掘のあゆみ」パネルには今年3月におこなわれた第21次発掘の写真まで入り、最新のものに更新されました。50年以上続く発掘の歴史をどうぞご覧ください。

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今年3月実施の第21次発掘も入っています

 

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体験イベントをおこないました

野尻湖ナウマンゾウ博物館近くの公民館で11月21日、22日に地域の文化祭がおこなわれていて、それに合わせ、博物館では体験イベントを開催しました。
21日(土)は化石のレプリカづくり。本物のゾウの歯の化石の型をとり、そこへ石こうを流し込んでレプリカをつくりました。

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化石の型を取っているところ

22日(日)は縄文のペンダントづくり。こねた粘土を平らにのばし、その上に縄の模様などを付けてペンダントにしました。

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縄の模様を付けているところ

両日とも、20名ほどの方に楽しく体験をしていただくことができました。

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杉久保遺跡の学習会をおこないました

本日、学習会「杉久保遺跡・杉久保型ナイフ形石器」を学ぼう、をおこない、9名の方にご参加いただきました。
杉久保遺跡は野尻湖の北岸に位置する遺跡で、野尻湖の近くに住む池田寅之助さんが集めていた石器を、昭和28年(1953)に、芹沢長介さん、麻生優さんという考古学者が旧石器時代のものと確認したことから知られるようになった遺跡です。ここで見つかった柳の葉のように細長くて上下がとがっている石器は「杉久保型ナイフ形石器」と名づけられました。
今回の学習会では、杉久保遺跡発見のエピソードや石器の見方などの話を聞いていただき、その後、本物の石器を触りながらよく観察していただきました。石器を手にしながら、旧石器時代に思いをはせ、楽しい会話がはずみました。

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杉久保遺跡の石器を観察中

 

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戸隠で貝化石を採集しました

10月24日(土)に長野市戸隠で貝化石採集会をおこないました。
天候に恵まれ、絶好の行楽日和。山の紅葉を楽しみながら、貝化石を採集しました。
参加者のみなさんはたくさんの貝化石をみつけていました。

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午後は戸隠地質化石博物館に移動し、採取した化石のクリーニングをおこないました。
化石を壊さないように、慎重にまわりの砂を取り除いていきます。
みなさん集中して取り組んでいました。ちょっと時間がたりなかったようで、家に持ち帰ってやってみようという方もいらっしゃいました。
最後に学芸員さんに説明していただきながら、戸隠地質化石博物館の展示を見学しました。
およそ400万年まえ、長野県が海だったころのようすなど、大地の生い立ちを学びました。

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信濃町の年長さんが見学に来ました

野尻湖は長野県の北、新潟県との県境を接する長野県上水内郡信濃町にあります。当町には4つの保育園があり、今日は交流会ということで、全部の保育園の年長さんが見学に来てくれました。ナウマンゾウの大きさにビックリしたり、ハンドルを回してオオツノジカの模型を回したり・・・。学芸員の質問にも元気に答えてくれました。

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「構想策定委員会」の答申書が提出されました

6月から野尻湖ナウマンゾウ博物館の将来構想について検討していただいた「野尻湖ナウマンゾウ博物館構想策定委員会」が10月5日の第4回の委員会で終了し、10月14日に赤羽貞幸委員長から竹内康則教育長に答申書が提出されました。

答申書は信濃町のホームページに掲載されていますのでご覧ください。

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赤羽貞幸委員長(右)から竹内康則教育長へ答申書が提出されました(10月14日)

 

 

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「遺跡めぐり」で中野市へ行ってきました

10月4日(日)に学習会「遺跡めぐり-中野市の遺跡めぐりと博物館見学-」をおこないました。参加者は20名でした。野尻湖ナウマンゾウ博物館のある信濃町にはたくさんの遺跡がありますが、その傾向として、旧石器時代の遺跡がたくさんある一方で、弥生時代や古墳時代の遺跡が少ないことが挙げられます。今回の学習会では信濃町からそれほど遠くない地域でありながら、信濃町では見られない遺跡や遺物を見てもらい、この地域の歴史について考えていただきたいと計画しました。

最初に行ったところは栗林遺跡で、現在はりんご畑となっていて、りんごが大きく実っている中に標柱が建てられていました。戦前から知られ、栗林式土器の標式遺跡として有名で、長野県の史跡に指定されています。

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栗林遺跡

 

 

次に七瀬双子塚古墳に行き、全長61mの善光寺平最北端の大型の前方後円墳を見学しました。これも長野県指定史跡です。

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七瀬双子塚古墳

 

中野市立博物館では土屋館長さんに展示解説を丁寧にしていただき、特に国の重要文化財(重文)に指定されている柳沢遺跡の青銅器について詳しくお聞きすることができました。重文の青銅器とは銅鐸(どうたく)5点、銅戈(どうか)8点のことですが、およそ2000年前につくられた本物を見ることができ、その迫力に圧倒されました。とてもすばらしいものでした。写真は復元された銅戈(どうか)を見ながら説明をしていただいているところです。

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中野市立博物館

 

昼食後、高梨館跡公園に行きましたが、ここは国指定の史跡で、戦国時代の館跡が非常によく残されていていました。聞くところによると、江戸時代の間、町なかにあるこの地がまったく利用されずに保存されてきたというのですから驚きです。信濃町には黒姫山がありますが、この高梨家にいた黒姫というお姫様が黒竜の背に乗ってこの山に舞い降りたことから黒姫山と呼ばれるようになったという黒姫伝説発祥の地でもあります。

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高梨館跡公園

ところで昭和24年に建てられた「高梨小館城址」OLYMPUS DIGITAL CAMERAの標柱の側面にある「関山国師生家」の意味が知りたいと参加者の間で話題になりましたが、後日、参加者のお一人がお調べになり、その内容を教えていただきました。京都の妙心寺を開山した関山慧玄という人物がこの高梨氏から出た方で、その生家という意味だそうです。

 

最後に重要文化財が出土した柳沢遺跡に行きました。堤防工事のための発掘調査で銅鐸や銅戈が出土したものですから、現在はしっかりと高い堤防になっていました。そしてそこには約10m先で青銅器が出土したと書かれた標柱が建てられてありました。また、説明板も設置してあり、遺跡の概要が説明してありました。

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柳沢遺跡

弥生時代、古墳時代、戦国時代の遺跡をめぐり、中野地域の遠い昔に思いを馳せることができました。

(文責:渡辺哲也)

 

 

 

 

 

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動物園で進化をかんがえる

9月19日に学習会「動物園で学ぶ進化」をおこないました。
博物館を出発し、長野市の茶臼山動物園まで出かけました。
動物の進化をテーマに園内を見学しました。

アジアゾウのコーナーでは飼育員の方にゾウについて説明していただきました。
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アジアゾウの臼歯も見せていただきました。
ゾウの種類によってかみあわせる面の形がちがいます。
ナウマンゾウの臼歯はどんな形をしているでしょうか?

子どもたちには動物とのふれあいコーナーが人気でした。

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