リニューアル

【New】体験ミュージアム 骨割り実験

体験ミュージアム内の骨割り実験のコーナーを紹介します。

ウシの骨割り実験

ウシの骨割り実験

野尻湖で見つかるナウマンゾウやオオツノジカの骨の化石は、割れていることが多いです。その中に、両端がとがってひし形のような形で割れた骨のかけらが見つかることがあります。割れ口が螺旋(らせん)状に割れている場合、このような骨のかけらをスパイラル剥片(はくへん)と呼びます。
スパイラル剥片は瞬間的な強い力が点で加えられた場合にできると考えられていて、牛の大腿骨(だいたいこつ)などに石をたたきつけて割る実験で、このような割れた骨ができることがわかっています。

実際の骨割り実験

実際の骨割り実験

つまりスパイラル剥片の化石が出土すると、ヒトが骨を割った可能性が考えられるわけです。

スポンジのような素材でできた石を使って、スパイラル剥片ができる状況を試してみてください。

骨割り実験 割る前の状態

骨割り実験 割る前の状態

 

骨割り実験 骨を割った直後

骨割り実験 骨を割った直後

 

骨割り実験 できたスパイラル剥片

骨割り実験 できたスパイラル剥片

やり終わったら次の人のために、骨の割れ口をくっつけておいてくださいね。磁石が入っているので、くっつきます。

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【New】体験ミュージアム シカの角を合わせてみよう

体験ミュージアム内のシカの角を合わせてみようのコーナーを紹介します。

野尻湖では3種類のシカの化石が見つかっています。ヤベオオツノジカ、ヘラジカ、ニホンジカです。

シカの角をあわせてみよう

シカの角をあわせてみよう

この3種類のシカの角を、シカの頭に正確に差し込むことができるでしょうか?それに挑戦してもらうのがこのコーナーです。

まずはどのシカにどの角かを選び、そして左右や向きを考えながら差し込んでもらいますが、意外とむずかしいです。

角を差す前のシカの頭

角を差す前のシカの頭 目が閉じている

角を正しく差し込むと目が開きます

角を正しく差し込むと目が開きます

角がはずれた状態のシカの目は閉じています。正しい角が差し込まれると目がくるりと開きます。ぜひ、挑戦してみてください。

角がついたシカたち

角がついたシカたち

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【New】体験ミュージアム ナウマンゾウの骨を組み立ててみよう

体験ミュージアム内のナウマンゾウの骨を組み立ててみようのコーナーを紹介します。ここではナウマンゾウの骨格パズルを3つ並べてあります。

ナウマンゾウの骨を組み立ててみようコーナー

ナウマンゾウの骨を組み立ててみようコーナー

このパズルの骨格模型はかなり正確にできています。なぜかというと、これを製作したKさんは模型をつくるプロでありながら、野尻湖哺乳類グループの会員でもあるからです。ナウマンゾウを研究する哺乳類グループに所属し、ナウマンゾウの骨格のことを十分に理解した上でつくっていますので、とても正確だという訳です。

パズルを始める前の状態

パズルを始める前の状態

パズルに挑戦

パズルに挑戦

パズル完成

パズル完成

細かいところまでよくできていますので、さわって、ナウマンゾウの骨格を感じながらパズルを完成させてみてください。結構、むずかしいですよ。

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カツラを設置しました

体験ミュージアム内の”野尻湖人”になって写真を撮ろうのコーナーにカツラを設置しました。

カツラをかぶってみました

カツラをかぶってみました

より野尻湖人(原始人)に近づけるように、2つのカツラをご用意しましたので、ぜひご利用ください。

カツラを2つ用意しました

カツラを2つ用意しました

 

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【New】体験ミュージアム ”野尻湖人”になって写真を撮ろう

体験ミュージアム内の”野尻湖人”になって写真を撮ろうのコーナーを紹介します。
ここはシカ革の服を着て、イノシシのキバの首飾りをつけ、木ヤリを持って、4万年前の野尻湖の絵をバックに写真を撮ってもらうというコーナーです。

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シカ革の服を5着そろえています

バックの絵は信濃町在住のアーティストMさんによるもので、野尻湖畔にナウマンゾウやオオツノジカがいて、背後に黒姫山が噴火している迫力ある絵となっています。

この絵を背景に写真を撮ろう

この絵を背景に写真を撮ろう

このコーナーで着てもらうシカ革の服は大きさの違う5着をそろえています。これらはもちろん特注品ですが、作者Sさんのできるだけ本物に近づけたいという熱意で、非常にこだわってつくってあります。今回はそのこだわりの一部をご紹介します。

シカ革の服

シカ革の服

素材はアカシカの革ですが、この革を切るのに石器を使っているというのがそのこだわりです。金属の刃物で切ると切り口がきれいになってしまいますので、より本物に近づけるために、切断はすべて石器でやっていただきました。

革は石器で切っています

革は石器で切っています

また、肩のところで縫い合わせてありますが、縫い合わせの糸に代わり、シカのアキレス腱を使って縫っているのです。縫うための穴もすべて石器で開けたそうで、本当にこだわって、時間をかけてつくっていただきました。

肩の部分の縫い合わせ

肩の部分の縫い合わせ

縫い合わせ部分のアップ

縫い合わせ部分のアップ

シカ革の服を着る際は、そんなところを観察してから着ていただけるとうれしいです。

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【New】体験ミュージアム

今回のリニューアルで楽しく体験しながら学べる部屋「体験ミュージアム」ができました。

体験ミュージアム

体験ミュージアム

ここは以前、車庫として使われていたところです。
この部屋に入ると、まず右側に「ナウマンゾウの骨格パズル」が3セット置いてあります。その奥には「骨割り実験」ができるコーナーがあります。部屋の中央には発掘体験ができ、さらにその奥では、シカ革の服を着て、4万年前の野尻湖の絵をバックに写真を撮るコーナーがあります。「シカ角合わせ」のコーナーではオオツノジカ、ヘラジカ、ニホンジカの角を正しく差し込めるか、挑戦してもらいます。また、ナウマンゾウの折り紙を折るコーナーも用意しました。
2階、3階の展示をご覧いただき、最後にここに寄っていただいて、楽しんでいただければうれしいです。

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【New】Free Wi-Fi 使えます

1階にカフェ(カップ式の自動販売機を置いた休憩スペース)を新設しましたが、ここに無料ワイファイ(Free Wi-Fi)を設置しました。どうぞご利用ください。

Free Wi-Fiのステッカー

Free Wi-Fiのステッカー

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【New】ショップとカフェは入館券なしでご利用いただけます

3月20日のリニューアルではこれまで2階にあった受付(チケット売り場)を1階に移動したのにあわせ、ショップも1階へ移動し、カフェ(カップ式の自動販売機を置いた休憩スペース)を新設しました。

ショップ(手前)とカフェ(奥)

ショップ(手前)とカフェ(奥)

ショップとカフェのエリアは入館料なし(無料)でご利用いただけますので、どうぞお気軽にご利用ください。

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【New】ナウマンゾウの銅像移転 点字解説を設置

1984年7月に開館した当初から、実物大の5分の1スケールの銅像が入口階段横に設置されていました。この銅像が今回の改修工事に伴い、移転しました。

工事中に撤去されるナウマンゾウの銅像

工事中に撤去されるナウマンゾウの銅像

移転先は、昨日紹介した入口の地層の壁の前です。

移転されたナウマンゾウの銅像

移転されたナウマンゾウの銅像

移転にあたり、説明板を付けました。そして新たに、ここに点字を付けました。

説明板を新設

説明板を新設

目の不自由な方にこの銅像をさわってもらい、ねじれをもった牙や出っ張ったオデコなど、ナウマンゾウの特徴を感じてもらえたらうれしいです。

点字の説明

点字の説明

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【New】エントランスの壁

野尻湖ナウマンゾウ博物館は3月20日にリニューアルオープンしました。とは言いましても、部分改修ですので、全く変わっていない部分もあります。ということで、今日から新しくなったところを詳しくご紹介していきます。
本日はエントランスの壁を紹介します。
改修前、博物館の受付は2階にありました。そのため、お客様には最初に階段を上っていただくようになっていました。

改修前の博物館正面

改修前の博物館正面

改修後の博物館正面

改修後の博物館正面

今回の改修工事で大きく変わったことは、博物館の入口が1階になり、受付を1階へ移したことです。そしてこの入口、つまり博物館の顔ともいえる場所の壁は地層のような模様になっていて、ちょっとインパクトがあります。

博物館入口の壁

博物館入口の壁

この壁は今回の工事の設計をやられた長野市のM設計事務所の設計士さんのこだわりで提案されたものです。博物館の展示室には野尻湖ではぎ取ってきた本物の湖底の地層が展示されています。これをイメージしてつくっていただきました。

展示室にある野尻湖底の地層

展示室にある野尻湖底の地層

地層の中から出土するナウマンゾウの化石や石器などの遺物を展示する博物館としては、館のイメージにあった入口になったと思います。是非、館名の入ったこの壁の前で写真を撮っていただければと思います。

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