秋桜祭でレプリカを展示

信濃町には学校が1つしかありません。平成24年に町内の学校が統合され、長野県初の公立校舎一体型小中一貫教育校「信濃小中学校」が誕生しました。
今日と明日、信濃小中学校で秋桜祭(しゅうおうさい)という文化祭がおこなわれています。1階にはPTA・職員作品展の部屋が設けられていて、その一角に「野尻湖から発掘された化石・遺物のレプリカ」を展示させていただきました。

ナウマンゾウ化石レプリカ展示

野尻湖から発掘された化石・遺物のレプリカ

かつて、野尻湖ナウマンゾウ博物館の隣には野尻湖小学校という学校があり、子どもたちはよく博物館に来てくれました。しかし、学校が遠くなってからは気軽に来てくれる子どもたちはめっきり減ってしまい、それとともにナウマンゾウや発掘のことについても、子どもたちの意識の中では遠い存在になってしまったように感じられます。そんなことから、少しでもナウマンゾウの化石を身近に感じてもらおうと、展示させてもらうことにしました。
これは作品?と思われるかもしれませんが、型に石膏を流し込んで成形した真っ白なものに、博物館職員Kさんが着色して完成させた立派な作品です。並べて見てもどっちが本物かすぐには見分けがつかないほど、そっくりに着色されています。

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着色前のレプリカはこんな感じ

これを見た子どもたちが少しでも興味をもってくれて、発掘に参加する子どもたちが増えて欲しいと期待しています。

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