杉久保遺跡の学習会をおこないました

本日、学習会「杉久保遺跡・杉久保型ナイフ形石器」を学ぼう、をおこない、9名の方にご参加いただきました。
杉久保遺跡は野尻湖の北岸に位置する遺跡で、野尻湖の近くに住む池田寅之助さんが集めていた石器を、昭和28年(1953)に、芹沢長介さん、麻生優さんという考古学者が旧石器時代のものと確認したことから知られるようになった遺跡です。ここで見つかった柳の葉のように細長くて上下がとがっている石器は「杉久保型ナイフ形石器」と名づけられました。
今回の学習会では、杉久保遺跡発見のエピソードや石器の見方などの話を聞いていただき、その後、本物の石器を触りながらよく観察していただきました。石器を手にしながら、旧石器時代に思いをはせ、楽しい会話がはずみました。

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杉久保遺跡の石器を観察中

 

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