野尻湖ナウマンゾウ博物館は3月20日にリニューアルオープンしました。とは言いましても、部分改修ですので、全く変わっていない部分もあります。ということで、今日から新しくなったところを詳しくご紹介していきます。
本日はエントランスの壁を紹介します。
改修前、博物館の受付は2階にありました。そのため、お客様には最初に階段を上っていただくようになっていました。
今回の改修工事で大きく変わったことは、博物館の入口が1階になり、受付を1階へ移したことです。そしてこの入口、つまり博物館の顔ともいえる場所の壁は地層のような模様になっていて、ちょっとインパクトがあります。
この壁は今回の工事の設計をやられた長野市のM設計事務所の設計士さんのこだわりで提案されたものです。博物館の展示室には野尻湖ではぎ取ってきた本物の湖底の地層が展示されています。これをイメージしてつくっていただきました。
地層の中から出土するナウマンゾウの化石や石器などの遺物を展示する博物館としては、館のイメージにあった入口になったと思います。是非、館名の入ったこの壁の前で写真を撮っていただければと思います。