【報告】レプリカ着色ワークショップ

文化庁の補助事業で「サテライトミュージアム事業」というものをおこなっています。信濃町の中の店舗や宿泊施設などにナウマンゾウの歯の化石などを置いてもらい、見た方にナウマンゾウや野尻湖発掘に興味をもってもらって、博物館に見学に来てもらおうという取り組みです。
昨年に続き今回が2回目ということもあり、参加者は3名と少なかったのですが、博物館の職員といっしょにレプリカに着色する作業をやっていただきました。

白いかたまりがナウマンゾウ臼歯の石こう模型

白いかたまりがナウマンゾウ臼歯の石こう模型

今日の作業はあらかじめ型に石こうを流してつくっておいたナウマンゾウの臼歯とヤベオオツノジカの下顎骨に、本物を見ながら着色をしてもらうというもので、最初に近藤館長から今回着色する化石の話を聞いてから色をぬり始めました。

近藤館長によるオオツノジカ下顎骨の説明

近藤館長によるオオツノジカ下顎骨の説明

茶色をベースにいろいろな色を混ぜながら色をつくってぬりましたが、なかなか本物の色に近づけるのは難しいと感じました。

色塗りに挑戦中。けっこう難しい

色塗りに挑戦中。けっこう難しい

サテライトミュージアムとして町内で展示されているレプリカは、昨年製作されたものと合わせると、30箇所以上の所にあります。見かけましたらぜひ、よく観察してみてください。

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